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工事部のブログ | 柘植 美孝
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2020/02/17

使い勝手がよいカウンター収納の高さは現場で見て試して決めました

今日は現場にて、S様と収納棚の収まりについての打ち合わせをいたしました。

 

設計段階から、玄関に入ってすぐ目の前の壁に、カウンター付きニッチ収納を設けることをS様は希望されていましたが、カウンターを床からどのくらいの高さに取り付けるかについては、図面だけではなかなか感じが掴めませんでした。

 

こういう場合、水嶋建設では、無理に図面段階で仕様を確定せずに、工事が進んで壁が立ってから現場で決めることにしています。

 

しかし、実際に現場に来てみても、床と土間の高さに200mmの違いがあるため、出来上がったときに使い勝手が良い高さがどれくらいのなかS様も決めかねる状況になりました。

 

そこで、今回は現場で棚板を使って高さのシミュレーションをしました。

 

900mm・・・土間からの目線はいいのですが、床に立ったときはもう少し高くしたい。

 

1100mm・・・床からの目線はいいですが、土間からだと高すぎるのでもう少し下げたい。

 

950、1000、1050・・・と高さを変えながら、最終的に1000mmに決定しました。

 

今回は、現場打合せでカウンターの高さを決定しましたが、このカウンター付きニッチ収納を仕上げていくために、つぎはカウンターに使う木の種類と塗装の色を決めていきます。

 

このように、みずしまの注文住宅では、イメージが持ちづらい図面段階で仕様を確定するのではなく、現場で工事が進みイメージが持ちやすい状態になってから細部の仕様を現場打合せをしながら決めていくことを大切にしています。

 

S様の玄関前の収納カウンターは、下に扉を設けて可動の収納棚にするというアイデアも盛り込んでいるので、今からどんな仕上がりになるのか楽しみです。

  • FL+900
    FL+900
  • FL+1000
    FL+1000
  • FL+1100
    FL+1100
この記事を書いたスタッフ
柘植 美孝
現場担当
柘植 美孝(つげ よしたか)

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