
2025/02/07NEW
2月の別名は「光の春」。
気温は低く、吹く風も冷たいけれど
晴れた日の空の透明な明るさに、
そう遠くない春の訪れを感じる。 ...
家は直線で構成されます。
ですから杉や檜のような
木目が狭く、まっすぐで、均一、
しかも柔らかく、製材しやすい樹種が
主流になっています。
これに対して築100年を超える古民家では
(もちろん杉や檜も使われますが)
栗や柿、楢、欅など、曲線もあり歪さも残る樹種が
直線製材されないまま、とくに梁などで
そのままのカタチで施工されています。
その豪胆で荒削りな姿になぜか知らず魅了されます。
「歪なままでいいじゃないか」
一度時代に捨てられた「歪さ」「曲線」の持つ価値は、
古民家再生によって蘇っています。
https://mizushimanoie.jp/works/id35612/