2024/07/19
日本の正しい昼寝。
開け放した、風のよく通る縁側で昼寝する。
これが日本の正しい昼寝ですが、
いまはもう、そんな家は ...
こんにちは、
昨日、築30年のお宅にお邪魔してきました。
当時を代表するような、桧柱で土壁塗り、日本瓦葺入母屋造りのお宅です。
奥さんは、もう80過ぎですがとってもお元気でした。
驚いたことに、新築当時設置した、うん十万円のエアコンは一度もスイッチを入れることなく、
先日処分されたそうです。(処分代が3万円とか・・・)
確かに、台風の接近で蒸し暑い日にもかかわらず、
お隣のお店からそのお宅に入った瞬間ひんやりして気持ちよかったです。
「ここで寝てるのよ」と案内された和室はもっと涼しかったです。
ちなみに、冬はあったかいそうです。
もっとびっくりしたのが、お風呂です。
当時は、モルタルにタイルを張った壁が一般的でしたが、
そのタイルの目地にカビがはえることが多いんです。
でもここのお宅は、カビがまったく生えていません。
「一度も目地を掃除したことなんてないのよ」「えっ!!!!」
急な訪問でしたが、見せていただきました。
いかがですか?
30年前のタイル目地とはおもえません。
ほんとに?って何度も聞き返しましたが、
「本人が言うんだから間違いないよ」・・・
よくよくお聞きすると、毎日窓を開けて換気して見えるそうです。
それにしても綺麗です。
しきりに先代とみずしまの仕事を褒めていただき恐縮でした。
ありがとうございます。
そしてあらためて、風通しの大切さを実感しました。