思い描いた以上の暮らしを紡ぐ、時が経つのを楽しむ家をつくる。

S様邸/豊田市

「らしく」暮らすための家を

美しい芝が張られた庭の先には、南仏の古民家を彷彿とさせる2階建ての家。レンガの煙突が特徴的なS様邸は、新築でありながら落ち着いた雰囲気をまとっています。

エントランスを抜けると、リビングには薪ストーブがあり、見上げると吹き抜けにはアンティークな「あらわし梁」が。キッチンの木調の壁面とも調和し、安らぎの空間を創りあげています。

結婚してから街中の賃貸アパートにお住まいだったS様は「お互いにずっと街中で暮らすつもりはなく、ゆくゆくは家を建てたい」と考えており、3年前に旦那様の実家の所有する郊外の土地に現在の家を建てられました。

S様の家の周辺は、自然が豊かで子育てにぴったりの環境です。
「ほど良くご近所と関わりつつ、趣味などを楽しみながら、自分たちらしく暮らすことに時間を費やせるので、こういった自然の多いところに住むのもいいなと思います」と奥さまは話します。
梁やキャットウォークをアンティーク調にまとめることで味わい深い空間に。
両側にたたむことできる全開放サッシはリビングとテラスを緩やかにつなぎます。

自然素材の心地良さを実感

家を建てるにあたり、まずは大手のハウジングセンターを見て回っていたというS様ご夫妻。各社めぐるうちに、塗り壁や無垢素材などを使用した家に惹かれていったのだとか。

「そこで、“自然素材”をキーワードに工務店を探したところ、水嶋建設が見つかりました。家から近い地元の会社という点も、大きな安心材料になりました」。

知識が乏しいのではないかという不安感を抱えながら、お二人で水嶋建設を訪れると、水嶋社長から、自然素材について、新建材との違いについてなど、一つひとつ丁寧に教えていただけたそうです。

水嶋建設では、住宅に自然乾燥のヒノキの柱や無垢材の床などを使用し、断熱材も自然素材。住む人にやさしい、自然素材にこだわった家づくりを行っています。

「話を聞いて、この自然素材の家というコンセプトに共感。毎日住む家だから、自分たちが心地良いと感じる素材にしたいと思いました。『弊社の考えを良いと思われるなら、またぜひ来てください』という、水嶋社長のお気遣いもうれしかったです」と、ご主人は語ります。

家づくりの参考に、水嶋建設の設計士輪崎さんの家を見せてもらったというS様。
「今までハウジングセンターで新建材を使った家ばかりを見てきたので、新築の家の匂いや壁の質感はこういうものだと思っていたんです。でも、輪崎さんの家に案内された時、素材が自然素材になると、こんなに違うものなんだと本当驚きました」。

奥さまは「今でも、家に帰った瞬間に木の匂いがするんです。床も無垢材を使っているので、スリッパを履かずに素足で歩くと気持ちいいんですよ」と、3年たった今も、毎日自然素材の良さを実感しているようです。
階段の裏側には細長いクローゼットが。リビングの景観を損ねることなく、収納を確保しました。
大工の手仕事で作られたオリジナルのベッドと夫婦で振り分けて使う大容量の収納。

生活が見えると、必要なものが見えてくる

もともと、田舎暮らしに興味があったS様。水嶋さんとの家づくりで、アイデアが膨らんでいきました。
「水嶋さんは私たちの要望を全部受け止めて、何度も何度も図面に反映して、プランを作成してもらって…ご迷惑になるほど、対応してもらいました。でも、それだけ時間をかけていただいたからこそ、安心して家を任せることができました」とご主人は振り返ります。

現場で打合せをすることも多く、設計図から、実際に施工中の現場を見て仕様を変えることも多かったのだとか。

「実際に施工現場を見ると生活シーンを想像できて、変更した方がいいと思う部分が出てきました。職人さんからも、消臭効果や湿気の吸収・放出など、塗り壁の持つ機能性を教わり、寝室やトイレ、浴室も塗り壁に変更しました」と奥さま。

施工中、お二人はしっかりと職人さんとのコミュニケーションをとり、アイデアを提案してもらうことも多かったそう。特に、作り付けの収納に奥さまは大満足です。

「作り付け収納を多めに作ったのは本当に正解でした。余分な家具を買わなくても済み、家の中もスッキリとして見えます。家具が多いと地震などの災害時に危ないですしね」。

ちなみに、TVボードやベッドも大工さんの作り付け。S様宅の家具は家の造りにフィットしています。

一方、ご主人は「施工中、特に後半はずっと現場で打合せして決めていったので、家ができてからイメージと違うということは全くなかった」と当時を振り返ります。

「毎朝、職人さんに挨拶をしに立ち寄るのが日課でした。毎日少しずつ家が出来上がっていく様子を見るのが本当に楽しみだったんです」。

思い描いた暮らしが少しずつ形になっていく喜び。S様はその描いた理想の中で暮らしているのです。
サイディングとしても使われる壁材をキッチンの壁と下がり壁の部分にも使用しアクセントに。
畳スペースのカウンターはアールに施した壁がポイント。
水回りの床材にはタイルを使用。汚れにも強く、空間を統一感ある仕上がりに。

家がもたらしてくれた、豊かな変化

家が完成してから3年。S様の暮らしは少しずつ変化しています。

ご主人が新たに庭のフェンスや芝生、薪置き場などをDIYで設置し、暮らしを楽しむ設備がさらに充実してきました。家の中でも、階段を降りてすぐのスペースに画びょうを刺せるスペースを作り、娘さんが描いた絵やカレンダーなど自由に貼っています。

「私は朝起きたら、コップ一杯のお茶を飲みながら、庭の芝生を眺めてから作業します。夜はお風呂あがりに外に出て、涼しい夜風にあたるのが日課になりました。週に1度は庭の芝の手入れをしています」とご主人。

一方、奥さまは「今までアパートで暮らしていた頃は、花や植物に全く興味がなかったけど、家を建ててからガーデニングを始めるなど、自然に興味が湧くようになりました。この家に住んで感性が変化してきているんですね」と笑います。

もうじき季節は冬。薪ストーブで焼いもやおでんを作って家族皆で楽しむ予定だそう。

S様ご夫妻の暮らしは、この家とともにゆっくりと変化し、さらにS様らしい形になじんでいくでしょう。

Q&Aお客様に聞きました

水嶋建設で家を建てると決めた理由は何ですか
やはり安心感が大きかったことです。大手メーカーなどは、要望をいくら伝えても最終的に金額がいくらになるのかなどを示してもらえず、「すべては契約を交わしてから」という姿勢に納得できないところがありました。水嶋さんは、私たちの要望を伝えると設計図にして見せてくださり、契約を交わしていないにもかかわらず、変更があると何度も手直しをして、納得のいくまでプランを練ってくださいました。その姿勢に感動しましたし、納得したものに対して契約するという流れがとても安心できました。
家づくりの参考になったものはありますか?
家づくりを始める前に案内していただいた、水嶋さんの設計士輪崎さんのお宅です(笑)!
システムキッチン一つとっても「なんだこのお洒落なキッチンは!」と衝撃を受けました。
デザインがこれまで見てきたものと全く違って本当にカッコよかった…。うちも同じメーカーのものを取り入れて、システムキッチンのデザインに合わせて外壁用のタイルを貼りました。リビング吹き抜けの梁も輪崎さんのお宅を参考にしています。
家を建ててみて、大変だったことはありますか?
イノシシ対策ですね。3年前に家が完成して、私たちが住み始めた頃、当時はフェンスを作っておらず、ドアを開けるとイノシシがいたこともありました。娘が歩き始める前に何とかしないと!と思って、ぐるりと家の周りにフェンスを作って、入ってこないようにしました。

注文住宅

DATA

  • 建築場所
    豊田市
    家族構成
    夫婦+子ども1人
  • 敷地面積
    499.28㎡(約151.03坪)
    建物面積
    163.26㎡(約49.39坪)
  • 1階床面積
    -
    2階床面積
    -
    3階床面積
    -

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