スタッフブログSTAFF BLOG
地盤調査を行いました
こんにちは!
朝晩が涼しくなってきて、秋らしくなってきましたね。
日中はまだまだ暑いので、温度差で体調を崩さないように気を付けてくださいね。
さて、今回は地盤調査のご報告です。
家を建てる前に、土地の地盤改良が必要かどうか調べるため地盤調査を行いました。
今回行った地盤調査は、『スウェーデン式サウンディング試験』という方法です。
写真の機械(グランドプロⅡ)を使い、
先端に槍のように尖っているロッドを取付け、100kgの荷重をかけながら地面にねじ込み、25cm進むのに何回転させたかを測定します。
調査可能な深さは10mまでです。
ただし、地中に硬質な層が分布し、半回転数が60回に達しても25cm進むことが出来ない場合には、測定を終了します。
機械には、手動式、半自動式、自動式の3種類の方法があります。
今回行ったのは、半自動式です。
測定箇所は、原則として宅地内で4ヶ所以上となっています。
基本的に、建物の角4ヶ所と建物の真ん中1カ所を測定します。
そして、地盤調査では土質の調査も行います。
調査を進めていくと、 ジャリジャリ や シャリシャリ などといった音が聞こえてくることがあります。
その音を手掛かりに、土質の分析をしていきます。
また、今回使ったグランドプロⅡは写真のロッドを使って土を採取することができ、
腐植土や液状化層の特定が可能です。
このように調査を行い必要であれば地盤改良をして、それから家を建てる
という流れで工事を行っていきます。
地盤は、家を建てる上で最も大切なものです。
いくら家が丈夫でも、地盤が弱くては地震が起きたときに液状化や地盤沈下などが起こってしまいます。
それらを防ぐためにも、地盤調査はとても大切なことなのです。
長くなってしまいましたが、これから新築工事を考えている方がいらっしゃいましたら、お役に立てればと思います。
ご不明な点も、お気軽にご相談ください。