CONCEPT

みずしまの考え①
「真の自由設計」

真の自由設計とは、
家づくりを取り巻く
様々な要件(条件)の中で
どれだけ多くの選択肢を
私たちが用意できるか、です。

まず、「自由にならないもの」をご理解ください。

まず、「自由にならないもの」をご理解ください。

自由設計とは読んで字のごとく、ご自身の家を自由に設計することでしょう。
自由な設計といっても、何から何まで自由とはいきません。
それは家づくりを取り巻く各種法律、敷地の特性、建築資材、構造・工法・様式、デザイン、
各種設備などの様々な要件をクリアする専門的な知識が必要だからです。
敷地に建てられる大きさや高さ、建てる位置、日影規制、
採光や換気のための窓の大きさなど建築基準法、都市計画法の用途地域、防火地域、緑化地域、
風致地区、砂防指定地区、などの法規制をクリアする設計としなければなりませんから、
これらから見ても全く自由というわけではありません。
耐震性能、省エネ性、断熱性能は高いレベルで設計されることが当たり前になっていますので
自由にも限界はあるかも知れません。
例えば、自由に広い空間としたい場合、耐震性を確保することはできますが、
構造材のコストパフォーマンスは当然悪くなるでしょうから
どこにお金をかけるかなど、予算とのバランスをうまくとらなければなりません。
また、土地の形状や高低差、近隣建物の状況、道路の広さや交通量によって、
大型車両が通行できないとか、駐停車できないなど、
施工に対する制約を考慮した施工計画を設計に反映しなくてはなりませんので、
場合によっては自由度は制限されるかもしれません。

大切なのは「自由」を実現できる専門家との出会い。

大切なのは「自由」を実現できる専門家との出会い。

子どもが画用紙にお絵描きするように何もかも自由とはいかないので、
専門家とタッグを組んで進めることになります。
さらに、その専門家との出会いが自由度を左右するかもしれませんね。
その専門家とは、自由設計を得意としている工務店、建設会社、設計事務所などでしょうか。
そこで、知識や経験豊富な建築士さんと出会わなくてはなりません。
建築士さんさらに高いヒヤリング能力や理解力、要望を的確に具現化する能力が必要です。
その専門家の作品や考えに惚れ込んですべてお任せするやり方もありますが、
自由設計とは呼べないかもしれません。

真の自由設計とは、選択肢をどれだけ用意できるか。

真の自由設計とは、選択肢をどれだけ用意できるか。

国内外を問わず日進月歩の住宅設備機器ですが、
自由設計ならばあらゆるメーカーの機器に対応できるのは当然です。
また、家づくりで重要な間取りですが、同一条件であっても何種類も考えられます。
ご家族が納得できるまで、自由に何度でもプランニングするべきです。
同じ予算でも、ご家族のご要望の優先順位によっても何パターンも検討すべきです。
私はゾーンニング・プランニングにできる限り時間とエネルギーをかけたいと考えます。
もちろん、回数や工数をかければいいとは思っていませんが、
ここで納得して進めないと住み始めてから後悔することになってしまい、悲しい限りです。
専門家としては前出の様々な要件の中で、出来る限りの選択肢をお伝えして、
選択のお手伝いをすることではないかと考えます。
素材やディティール、色彩、空間を構成することはもちろん、近隣との関係、
アプローチや植栽計画も含めて周囲の景観も視野に入れて、
多様な嗜好や生活様式を汲み取ってデザインするのが
ご家族のこだわりや想いという「自由」を実現する私たちの役割。
当然ですが、法規制や予算の範囲内で、デザインや規模、必要な機能をなるべく多くお聞きして、
最も適した構造や工法をプロとして選定します。
真の自由設計とは、家づくりを取り巻く様々な要件(条件)の中で
どれだけ多くの選択肢を私たちが用意できるかではないでしょうか。
一級建築士 水嶋 淳(代表取締役社長)


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