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この一邸、このこだわり
2020/08/10

第9回 傾斜地を愉しもう。

敷地の短所を魅力的な住まいに変えるのは、お施主様のこだわりとプランニングの相乗効果。

多くの人にとって、できれば敷地はフラットな整形地が理想かもしれませんが、例えばM様邸のように敷地が傾斜地という場合もあります。傾斜地は住宅地としてはマイナスなのでしょうが、プランニング次第でその欠点を個性的で、魅力あふれる住まいに変えることもできます。大切なのは「傾斜地だからこそ、愉しめる家にしよう」というお施主様の発想の転換と、それに応える設計士のプランニングのチカラや匠たちの技術がひとつになること。その好例がM様邸です。(名古屋市M様邸)

斜面(ノリ面)はRC(鉄筋コンクリート)で基礎を固め、その上に木造軸組工法の住まい。
斜面(ノリ面)はRC(鉄筋コンクリート)で基礎を固め、その上に木造軸組工法の住まい。

傾斜地を逆手にとって、4層になった住まいでこだわりを叶えたM様邸。

地下1階はビルトインガレージ、半地下には完全防音のオーディオルーム、1階南面には吹抜けのある明るいリビングとお客様の宿泊にも便利な3Way和室、ママスペースのあるキッチン、FC(ファミリークローゼット)のある2Wayでワイドな水回り(洗面室・浴室・トイレ)、2階には書斎カウンターもある寝室、子ども部屋は将来2部屋にできる2ドア1ルーム、名古屋市街を眺望する大きな窓のある書斎などなど、「傾斜地だからこそ、愉しめる家にしよう」というお施主様の願いを実現。

  • 写真右下の道路をガレージの車の出入りに使用
    写真右下の道路をガレージの車の出入りに使用
  • 念願のオーディオルームも傾斜地を利用して実現
    念願のオーディオルームも傾斜地を利用して実現
  • 吹抜のあるリビングダイニング
    吹抜のあるリビングダイニング
  • 名古屋市街を一望する書斎
    名古屋市街を一望する書斎

「この地形を活かして建てたい」にお応えした全室南面の邸。

G様邸の敷地は南下がりの傾斜地。G様のご希望は隣家への陽当たりへの配慮もあり、「この地形を活かして建てたい」でした。完成したG様邸は南の駐車スペースから建物に沿ってつくられた階段を上がって玄関(北入り)へ。玄関ホールを抜ければ、そこは明るい陽光に満たされたリビングダイニング。さて2階の居室へ、と階段に向かうとこれが下り階段。そう、G様邸の居室は階下です。B1(地下)に向かうような不思議な感覚がします(どこかワクワクするような、遊び心をくすぐられるような)。居室のドアを開ければ、どの部屋もすべて南面のまばゆい陽光あふれる心地よさ。「この地形を活かしたい」という言葉で始まったG様邸建築プロジェクト。その想いを余すところなく叶えた住まいが誕生しました。(豊田市G様邸)

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