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家づくりコラム
2019/05/10

第8回 違うから面白い


 
 
「お二人が結婚した理由は?」
テレビのインタビューかなんかで、そんな質問がでるのをよく目にしますね。
その返事の多くが「価値観が同じだったから」。
無難な答えというか、でも、まさにそうなんでしょうね。
 
ところで、では、そんな二人の家づくりはどうなるのでしょう?
夫「リビングは堀こたつにしたいな」
妻「そうね(・・・何考えてるのかしら、この人・・・)」
夫「それに、ダイニングは囲炉裏にしたいな」
妻「それもいいわね(・・・農家民宿でも始めたいの?・・・)」
ま、これは極端な例えですが、
同じ価値観をもつご夫妻でもいざ家づくりとなると意見がなかなか合わない。
さて、どうしましょう。
 
「相手に合わせなくてもいいのよ」
家の新築祝いのパーティに招かれ、奥様に家づくりの秘訣を聞くと、意外な答えが。
「大切なのはね、夫婦それぞれの居場所を大切にすることなの」
 
その家の階段の壁は天井まですべて本棚になっており、
階段の踊り場にはクラッシックな机と椅子も。
「ここは主人こだわりの読書の場。娘も時々ここに座って本を読んでるわ」
 
キッチン脇にはびっくりするほど大きな窓が。窓いっぱいに森の美しい新緑がひろがる。
窓辺にはカウンターがあり、野鳥の図鑑が置いてある。
「ここが私の居場所」
冬は葉を落とした木にリンゴやミカンを刺しておくと、小鳥が集まる。
「息子もここに来て、ママ!見たことない鳥がいる!って目を輝かすの」
 
すっきりとシンプルで明るいリビングダイニングには大きなテーブルがあって、
食事や食後は家族みんながここで過ごすとか。
「夫婦でこだわりが違うのは当然。違うから面白いのよ」
見て、こんなワクワクする家、どこか他にあった?
家ってね、違いなんかやすやすとつつみ込んでなお余りある包容力があるのよ。
彼女の眼はそう語っているようでした。

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